わしらは期待値でも積んでから参りますゆえブログ

主にスロットの日誌になります。

閉店終了の恐怖

 まず、この内容で記事を投稿しようと思い至った経緯を説明しますと、先日のことになります。
 私の打っていた台の大当たりが終わり。時間を確認すると二十二時を過ぎていました。もう少し伸びていたら危なかったなと思いつつ。メダルを流し。ホール内を徘徊します。


 蛇足。閉店間際のホールって意味もなく、徘徊したくなりますよね(笑)


 すると、大当たり中の番長3がフリーズしてますのね。世界一周しちゃってるんですよ。その台を打っていたのが若い方でして。椅子にのけぞってレバーをガシガシたたいているんですよ。

 どうやらすでに一箱ほどでており、AT中のあたりのようでした。
 閉店前での残り時間は三十分ほど、少し取り切るには難しいですよね。ここで私は、陰ながら彼の応援をすることにしたのです。

 そんな私はというと、よさげな合算のジャグラーを見つけ、打ちます。結局レギュラーを二回引きヤメ、閉店五分ほど前になり、もう一度、先ほどの台を見に行くと必死に回しています。


 携帯で時間を確認しながら、フルウェイトです。


 私はその光景にとても共感しました。時間との戦いですよ、わかります。私も何度も経験してます。その度に何気ない日常の時間が脳裏をよぎるんですよ。あの時間を今私によこせと。ウーン。思い出しただけで辛い(´;ω;`)
 
 ここで、フリーズ(笑)
 
 リールが彼をあざ笑うかのようにゆっくりと回り、逆回転。若者は、背もたれに弾き飛ばされ、上空を見上げます。


 フリーズを望む数多のスロッター達に、背を向け。何故今、ここに……?


 彼は、閉店までに回すことを許された数百ゲームの中に約30,000分の1のフリーズを引き入れたのです。

 私は、その後一度も振り返ることもせずにホールを後にしました。

 この一件で、あらためてスロットと云うものの恐怖を思い知りました。人をあんな風にしてしまうなんてちょっと考えられません。
 
 今、この記事を書いている私は、彼が、あの経験を笑い話として友人に話せる日が来ることを望んでやまみません。


 と、恐ろしい閉店終了。


 もちろん私にも何度か経験があります。その中には、数日程、うなされるほどの、トラウマを私に植え付けたものもあります。


 そんな私の経験した閉店終了の話をこれからも小分けに紹介していけたらと思います。